プレジャーボートからのヒラメ釣り!初めてでもボートからヒラメを狙えちゃうコツを徹底解説!

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

ヒラメは普通の魚と違い平ぺったい故に、釣り上げる時も水の抵抗がかかり凄く重いです。

そもそも力がある魚なので、力強く引きますし水面まで上がって来ても激しく暴れるファイターです。

天然ヒラメは、食べても凄く弾力があり、いい時期ですと身に油があり非常に美味しいです。

特にエンガワは目がハートになるぐらいコリコリとした食感と旨味にとりこになる事間違いなし!

釣って楽しい、食べて美味しい、ボートからのヒラメ釣りのコツをアドバイスしちゃいます。

スポンサーリンク

釣る前にヒラメの事を知ってみよう!

ヒラメの生態

分類カレイ目ヒラメ科ヒラメ属

学名・和名Paralichthys olivaceus、平目、鮃、比目魚

平たい体に眼があるので「平目」と呼ばれる様になった説があります。フォルムから想像できると思いますが、特異な体形であることから異体類とも呼ばれています。

分布としては沖縄県を除く日本各地の沿岸。水深は1m~200mと幅広く砂地に生息しています。

夜行性の為、朝まず目や夕まず目に活性が高くなり、水深も浅いところに移動してきて活発にエサを捕食しています。また、日中でも深場の薄暗い場所に移動して、捕食活動をしています。

最大で、1m以上にも成長しますので、大物狙って頑張りましょう。30㎝未満のヒラメはソゲと呼びます。県などにもよりますが、放流されている事が多くソゲサイズは食べる所が少ないですし、リリースが義務になっている所もありますので、注意して下さい。

ヒラメ釣りベストシーズン

12月~6月が地域によって多少異なりますが釣りやすい時季です。

春から初夏に産卵シーズンになります。体力をつける為に、エサとなるベイトを追っかけて浅場に寄ってきます。

海水温は16~20度前後を好みます。特に潮通しのいいポイントが大好きです。

12月~2月は数こそ狙えませんが、体力のある大型個体が釣れる可能性が高くなります。

3月~6月はベイトの数も増えて産卵シーズンでもあり活性が高いです。全体的に釣れる可能性が大。

スポンサーリンク

ボートからのヒラメ釣り!ルアー釣りで必要なタックル!

ロッド

ロッド長さ6~7フィートの先調子気味で、バットがしっかりとしたロッドがおススメです。

ボートシーバス用もスタンダードなので併用出来ますが、個人的にはエギングロッドのソリッドティップタイプがベストだと思います。

40グラム前後までのルアーウエイトに耐えられるM~MLクラスのロッドが使いやすいと思います。

ボートでの釣りで気を付けないといけないのが、ロッドの長さです!8フィート以上の物はボートで釣りをするには適していません。取り回しが大変ですし、他の方からも邪魔でしかありません。

リール・ライン・リーダー

3000番~4000番のメインラインが150~200m前後巻ける中型スピニングリール。ルアー回収や巻き上げ作業をスムーズに行う為にもハイギヤモデルがおススメです。

メインラインは0.8~1号前後のPEライン。あまり太いラインを使うと底から中層位をメインにルアーを引いて来るので、水(潮)の抵抗が大きくなりヒラメのアタリやルアーの操作などの感度を低下させてしまうので注意が必要です。

リーダーは12~25lb前後のフロロカーボン製。長さは1~1.5mをPEラインと繋げば十分です。

障害物が多い場所など、ヒラメの釣るポイントを配慮した上で、リーダーの太さを選んで下さい。

ちなみに私の場合も参考にしてみて下さい。

障害物の無い少ないエリア 3000番 スピニングリール PE0.8号 150m巻き リーダー 12lb

障害物の多いエリア 3000番 スピニングリール PE0.8号 150m巻き リーダー 16~20lb

ルアーはジグヘッド+ワーム、メタルジグの2種類があればOK

「ジグヘッド+ワーム」

ジグヘッドの重さは20~30g前後をメインに使用します。

ヘッドの形状により、動きも変わるので状況に合わせて使い分けをしましょう。

例えば〇の形をしていれば、上下のスイムに優れています。また△の形をしていれば左右のダートに優れています。

ジグヘッドに付けるワームにも大きく分けて3種類タイプがあります。

  1. シャッドテール→アピール度は普通。まずはこの形がオールラウンダーなのでおススメ!
  2. クラブテール→アピール度は高い。活性が高い時にハイアピールでヒラメを誘う事が出来る!
  3. ピンテール→アピール度は低い。活性が低い時にかなり有効なワーム形状である。

その日の状況に合わせてカラーチェンジも含めて使い分ける事と、ジグヘッドの形状との組み合わせも上手くと釣果UPします。めんどくさくても色々とチェンジすると釣果はでやすいです。

「メタルジク」

30~40g前後をメインに使用します。水深や潮の速さに合わせて重さは選んで下さい。

メタルジグの形状により動きやフォール姿勢が異なります。

上下にスムーズな動きをする物やフォール時にひらひらと面で水の抵抗を受けて沈んでいく物があります。

ブレードが装着されているメタルジグもアピールも高いですしおススメです。

スポンサーリンク

プレジャーボートからヒラメを狙うコツ!

ボートからのヒラメ釣りで意識するといい事は、3つあります!

➀水深

10~15m前後が狙いやすいですし、ルアーのアクションも操作しやすいです。

ボートの機動力をいかして、産卵期で浅場に寄ってると思えば3~8mを探ってみたり、低水温や活性の低いと思えば16~20mを探ってみて下さい。

②地形などの変化

魚探で確認できるものと、実際に目に見えるマンメイドストラクチャーです。

一般的に言われるのが、カケアガリカケサガリが分かりやすいと思います。

湾内などでは大型船が通るために深く掘ってある場所も地形変化として見逃せません。

テトラポットなどの消波ブロックなど目で見える人工障害物の付近では地形変化があります。

ヒラメは砂地がメインのポイントになるので台風が通過した後などは、底荒れを起こしてポイントはどんどん変化していきます。

③潮通しがいい

これが、ヒラメ釣る一番エリア選択で大切です!

ヒラメは間違い無く潮通しがいいポイントで釣れる事が多いです。

フラットな地形が永遠と続くポイントであれば潮目を狙ってみて下さい。潮目とは流れている所なので目視で確認する事が簡単に出来ます。

それと、ベイエリア付近でよくある冲にある堤防(沖堤)付近も潮通しがいい事が多いです。

満潮干潮や海が荒れてきたりすると、沖堤と沖堤の間って三角波が発生したり波が高かったりする場面に出くわしたことありませんか?これって複雑に水の流れが出来たり、強く流れたりするからなんですよね。

砂地で地形変化があって潮通しがいいポイントがヒラメには居心地がいいんです。

ボートの機動力を使っていいポイント探して下さいね。

ヒラメをルアーで釣る誘い方!ボートの流し方!

底を少し切るイメージでルアーを通す

  1. 出来る限り遠くにキャストします。
  2. 底までルアーを落とします。
  3. 底から50㎝~1m位までの層をルアーを通します。
  4. 途中で必ずストップして、もう一度底を取り直します。

1~4までの一連の動作を繰り返しつつ、ルアーにアクションをつけて誘います。

  • リフト&フォール
  • ストップアンドゴー
  • ただ巻き

どれも必ず底を途中で取る事を忘れないで下さい。

リトリーブスピードもゆっくりから速くまで色々試してみて下さい。

底から5mとか浮かせすぎてルアーを引いて来ると、ヒラメに発見される可能性が低くなります。

ドテラ流しがメイン

ピンポイントで居場所を見つける事が難しいので、風と潮に任せて船を流して行く事により広範囲のエリアを探れる利点があります。

地形変化などある場所では、風と潮の流れを読み地形変化のあるポイントの上を通過出来るようにボートを流しましょう。

また、3~4m風が強くなってきたら、ボートの流れる速度が速くなるので底取りが難しくなってくるので、必要に応じてエンジンの微速でを利用して波に対して船首か船尾を立てると釣りやすいです。

それとルアーをキャストする方向ですが、風下に必ず投げる事を意識して下さい。

フッキングから取り込みまで注意!天然巨大ヒラメも夢じゃない!

ヒラメのコンタクトは意外と繊細

ヒラメの口は凄く大きいのですが、ルアーを止めた時にだいたいは、小さく「コン!」ってロッドにアタリが伝わる事が多いです。

ただ巻きしている時も、ヒラメのスイッチが入れば必要以上に追っかけて来ますので、誘い方でも説明した様に底取りもかねて巻くのをストップさせると、追っかけて来たヒラメの喰う間が出来る訳です。

リフト&フォールさせてる時もフォール中にアタリが「コン!」って出る事が多いです。

アタリが「コン!」っとロッドに伝わったり、ロッドの穂先に違和感を感じたらすかさずフッキングして下さい。

平ぺったいので水の抵抗もありますが、強く引くので無理の無い様、やり取りを心がけて下さい。

ヒラメには浮袋が無いので水面近くになった時やタモ入れする際に大暴れをする可能性が高いので注意が必要です。

慌てずにやり取りをして、慌てづにランディングをしてあげられるとキャッチ率が上がります。

天然ヒラメは釣っても楽しい!食べても最高!

慣れない頃は、ルアーでヒラメ釣れるの?

半信半疑の状態でやっていて、ついつい油断してしまいがちだと思いますが、急に思わぬ大物がかかる事もあるので常に集中してる事が大切ですし、バラシなど失敗が少なくなります。

70~80センチのランカーサイズも意外と上記のコツや注意事項を守り意識してやっていれば釣れちゃいます。

ヒラメ事態もファイターで力強い魚で釣り物としても凄く魅力ありますが、それよりなによりやはり天然ヒラメは釣り上げてからの食べる事の魅力も半端なくあります。

刺身、昆布締め、煮つけ、ソテーどれにしてもむちゃくちゃ美味いですよ♪特にエンガワは最高です。

巨大ヒラメも夢じゃない、現実的にありゆる可能性の高い魚ですので狙わない理由ないですよね?

みなさまもガンバって!ボートからのヒラメを釣って下さいね!