船にステッカーをデザインして施工してみた!水貼りでプロ並みに上手く貼ってみよう♪

船にステッカーをデザインして施工してみた!
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この記事では、ステッカーをデザインして船に水貼り施工をしたやり方を紹介していきます。

これから船にステッカーやカッティングシートなどシールを綺麗に貼りたい方

船にステッカーやカッティングシートなどを貼り個性を出したい方

デザインから施工までの流れをまとめてみたので、最後まで読んで参考にしてみて下さい。

それではいってみましょう!

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採寸+デモンストレーション作業

ボートのセンターコンソールを採寸してマスキングテープを貼ったところ

ステッカーを貼る範囲の採寸をしていきます。

レーザー墨出し器や大型定規やスケールなどを使い正確に寸法出しをします。

寸法を測りながらマスキングテープを貼っていきます。

私は、この後の作業のために中心線を縦横に示すために余分にマスキングテープを貼っています。

忘れずに、メモ用紙などに記録は残しておきます。

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現調でしか分からないこともある!

ボートセンターコンソールにデザイン案を試し貼りしたところ

本来であれば、採寸が終わったらパソコン作業に取り掛かればいいのですが

あらかじめデザイン案が3通りあったので、カラーコピーしてデモで貼ってみます。

しかし、イメージと違い全てボツになりました。

パソコンの画面上では凄く良かったデザインも現場ではまったく合わないってことがありえるので現調は大切です。

船の形状や雰囲気も現場では違うので、実際に直接デモンストレーションするとイメージの不一致が防げます。

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デザイン+カッティング作業

ステッカーデザイン案を並べているところ

ここからは、パソコンでの作業になります。

ここからは一般の方は、デザインやカッティングをしている業者へ依頼すると思います。

私もある程度のデザイン作業は、仕事柄出来ますがカッティングマシーンはないので依頼しています。

イラストレーターを使い、計9通りほどデザイン案が出来ました。

仲間内にも投票をしてもらい意見を聞きつつ誰でも見やすくだけを念頭に選びました。

ちなみにマゴチのイラストは、HM Ocean memoriesのオリジナルなので勝手に使ったり、コピーしたりすると

裁判沙汰になるので注意して下さいね♪

シートは屋外用の高耐久がベスト!

カッティング作業のカス取りや細かい作業は業者任せなので完成するのを待つだけです。

今回使用したシートは看板などに使用される高耐久シートを使用しています。

強烈な紫外線や雨風など、過酷な条件下のボートにはシートの予算はケチれません。

私は、フルカラープリントなので色褪せとかの心配もあり耐久5~7年の物にしました。

水貼り施工

カッティングステッカーが仕上がった

ステッカーが完成し、次は失敗したらおしまいな、一番重要となる水貼り作業です。

水貼りは、手順さえ守れば誰でも簡単にプロ並みに上手く貼れます。

ちなみに本職の方は、時間短縮のためにドライ施工で一発勝負で施工することが多いそうです。

初心者さんにはリスクが大きいので、ステッカーサイズが大きければ大きいほど水貼りがおすすめです。

水貼りの利点は、位置がズレて貼ったとしても乾く前なら位置修正が容易なところです。

施工面の洗浄

ボートのセンターコンソールをパーツクリーナーで脱脂しているところ

ステッカーを貼る面の洗浄をします。

カーシャンプーなどで水洗いをして、しっかりと拭き上げます。

その後、パーツクリーナーなどを使い汚れや油分を完全に脱脂します。

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カッティングステッカーの準備

転写フィルムの上からステッカーを圧着しているところ

平らな机などに置き、スキージーで転写フィルムの上からカッティングステッカーへ圧着をします。

この作業は、意外と重要です。

文字は特にですが、全てしっかりと転写フィルムに貼り付いてくるかめくって確認します。

すべて転写出来るか確認が出来たら台紙にそっと戻します。

水溶液の準備

霧吹きの容器に台所洗剤を入れているところ

霧吹きを用意して、台所洗剤を水に対して5~10滴ぐらい入れます。

施工面に霧吹きし、はじいて水滴がころころと落ちていかないか確認します。

もし直ぐに水滴がころころ落ちていく様であれば、台所洗剤を少し足して再度施工面に霧吹きをしてベチャっと水が付くか確認します。

気温の高い時季は、乾くのが早いので台所洗剤を多めにいれるといいですよ。

位置決め

ステッカーの位置決めをしているところ

台紙がついたまま貼りたい位置に、マスキングテープを使って四隅にマスキングをします。

離れたところからも確認してみるとより全体のバランスが分かりやすいです。

台紙除去

台紙から転写フィルムとカッティングステッカーをゆっくりと剥がしていきます。

この時に、転写フィルムとカッティングステッカーにはたっぷりと霧吹きをしながら

台紙を外していきます。

貼り付け

スキージーで水を搔き出しているところ

施工面にたっぷりと霧吹きをして、転写フィルムの四隅を

位置決めしたマスキングテープに合わせてゆっくりと貼っていきます。

貼る時は、施工面と転写フィルム両方がびしょびしょに濡れてるぐらいがちょうどいいです。

乾いてしまうと大変!水貼りでは注意が必要です。

無事に貼れたらスキージーで中央から外に向かい水溶液を粗方抜きます。

圧着・転写フィルム除去

転写フィルムを剥がして、水分を拭き取っているところ

中央から外に向かってスキージーでしごきながら水溶液を掻き出します。

水が残らないように、何度も何度も色々な方向へ掻き出します。

この時は、けっこう力を入れてしっかりと水を抜いて転写フィルム上から

カッティングステッカーを施工面へ圧着させます。

一定時間放置して、ある程度乾いたらゆっくりと転写フィルムを剥がしていきます。

この時に、カッティングステッカーが転写フィルム側に付いてくるようでしたら

もう一度、圧着し直し再度放置して転写フィルムを剥がしてみて下さい。

完成

ボートにステッカーを貼り終えたところ

余分な水分があれば軽く拭き取り、良く乾かしたら完成です。

もし、どうしても小さい気泡が抜けきらなかった場合は、針などを刺して水を抜きます。

日陰か曇りの日に、必ず施工をして下さい。

水溶液があっという間に乾いて貼り直しや位置ずれの修正が出来なくなります。

あと風の強い日も絶対に施工しちゃダメです。

施工面にホコリやゴミが付着しますし、風にシールが煽られて

貼り付ける前にシール同士が引っ付いちゃったら即終了になります。

どの作業も焦りは禁物です。

上記の作業は、2人でやった方が確実です。

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まとめ

TFW-23Rセンターコンソールにステッカー貼ってみた

いかがだったでしょうか?

これから船にステッカーを貼る方は、参考になったと思います。

一見、難しそうですが意外と施工自体は簡単で仕上がりも綺麗です。

今回は、船のコンソールボックスに施工しましたがガラス面以外は同じ方法で貼ることが可能です。

綺麗に貼れた時の達成感が気持ちよかった~
マゴチのイラストめちゃくちゃ目立つね♪

大満足な仕上がりになったね~
海上で見かけてもそっとしておいて下さいね(笑)

ステッカーを貼るだけでも船の雰囲気は変わります。

人それぞれの感性があるので、自分だけの1艇に仕上げられるのではないでしょうか。

楽しく作業して下さいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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