ボートデッキスカッパー艤装/裏方に撤するプレジャーボートアイテムに着目してみた!

ボートデッキスカッパー艤装
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この記事では、普段あまり注目されることの少ないボートデッキスカッパーに着目していきます。

ボートデッキスカッパーの購入を考えている方

ボートデッキスカッパーの取り付けや交換をしたい方

ボートデッキスカッパーのことを知りたい方

そんな方へ、参考になる内容となっています。

「デッキスカッパー」「デッキプレート」「インスペクションハッチ」など

各メーカーにより名称が違いますが用途は同じです。

ここではデッキスカッパーと名前を統一します。

おすすめのデッキスカッパーや取り付け作業も含めて紹介していきます。

それではいってみましょう!

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デッキスカッパーとは?

ボートデッキスカッパーとは

点検口や作業口となるハッチのことです。

工作物の取り付けの際に、船体の内部からボルトナットなどで固定するのに必要となります。

必要最低限、船体に穴をあけて取り付ける必要があります。

アクセスハッチとも呼ばれていますが、その名の通り船体の内部にアクセスする際に必要となります。

またデッキスカッパーはデッキだけではなく、ブルワーク(舷墻・げんしょう)などの任意の所へ設けることもできます。

例えば、パルピットレールなどの固定を船体内部からしたい時に、ブルワーク内部へアクセスするために用いられます。

どこのデッキスカッパーがいいの?

高くても5,000円前後で買える商品です。

選ぶポイントとして、耐久性があること!防水性があること!が重要です。

デッキスカッパーのサイズは、それぞれの用途により選んで下さい。

おすすめ!デッキスカッパー

生け簀のスカッパーでお馴染みのイケダ商会のデッキスカッパーです。

4インチ・6インチ・8インチのラインナップがあります。

防水性がかなり高く、防水のOリングだけでのアフターパーツが注文できます。

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ヤマハのボートではお馴染みのデッキスカッパーです。

ジュラコン樹脂なので高い強度と高い耐久性があります。

防水性も高く、防水のOリングだけでのアフターパーツが注文できます。

定評のあるテンプレスのデッキスカッパーです。

4インチ・6インチのラインナップがあります。

耐久性・防水性も申し分ないです。

ユニマットマリン
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安さだけを求めるなら!

安さだけを求めるなら中華製の商品です。

お世辞にも耐久性や防水性はいいとは言えません。

悪くなったら新しい物に買い替えると割り切れる人であればありかと思います。

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デッキスカッパーの取り付け作業

ボートのデッキにデッキスカッパーを取り付けている

ここからはデッキスカッパーをボートに取り付ける作業を紹介します。

もしDIYで取り付けされる方は、自己責任でお願いします。

あくまでも取り付け作業の一例として、参考にして下さい。

今回、取り付けたデッキスカッパーはイケダ式(A-60)です。

楽しみながら取り付け作業ができたらいいですね♪

➀下穴をあける

ボートデッキに電動ドリルで穴あけ

デッキスカッパーを設置するカ所の中心に下穴をあけます。

電動ドリルまたは電動ドライバーを使い作業をします。

②本穴をあける

電動ドリルと自在錐でボートデッキに丸い穴をあけている

自在錐(じざいきり)と電動ドリル(1500回転以下)で本穴をあけます。

デッキスカッパー本体の取り付け部分の外径を測ってから作業をします。

イケダ式(A-60)デッキスカッパーは170φになります。

③仮組みする

デッキスカッパー本体があけた穴にしっかりと入るか仮組みします。

入らなかったり切り口が荒い時は、ペーパーヤスリなどで調整し仕上げをします。

④本体固定の準備をする

デッキスカッパーの固定方法は、トラス頭ボルト(ステンレス)と

平ワッシャーとスプリングワッシャーを使います。

仮組みの状態からデッキスカッパー本体にあるボルト穴をペンなどで印をします。

電動ドリルでボルトを入れる穴をあけます。

イケダ式(A-60)デッキスカッパーはM5サイズになります。

⑤シーリングする

穴をあけた切り口と表面にシーリングボンドを塗ります。

デッキスカッパー本体のデッキ面と接地する面すべてにシーリングボンドを塗ります。

固定用のネジ穴とデッキにあけた穴がズレないように手でデッキスカッパーを入れます。

⑥ボルトで固定する

デッキスカッパー本体をボルト止めしている

トラス頭ボルトにもシーリングボンドを塗りボルトを締め本体を固定します。

表からはドライバーを使い、裏からはラチェットを使用します。

一気に締めすぎず少しずつ増し締めします。

⑦完成

ボートデッキスカッパー

はみ出たりした余分なシーリングボンドを取り除いたら完成です。

穴あけ作業が難しそうに思えますが、焦らずゆっくりとやれば簡単にできます。

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まとめ

点検口や作業口となるハッチ

プレジャーボートを艤装していると、必要になってくるのがデッキスカッパーです。

普段は、フタを締められた「ただの穴」です。

生け簀のフタに取り付ける方もいたり用途はアイデア次第のアイテムです。

なんのためらいもなく新艇に穴をあける!
私にはそんな勇気はない~

どうしても必要だからしょうがない!
これで中古艇に生まれ変わりました(笑)

裏方に撤し日の目を浴びることの少ないデッキスカッパー

この記事ぐらいは主役にさせてやって下さい。

取り付けに不安がある人は、無理なくプロに頼みましょう。

取り付けにチャレンジする人は、がんばって下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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