この記事では、フィッシングボートにステンレスロッドホルダーを取り付けた様子を紹介していきます。
これからマイボートにロッドホルダーを取り付ける方
ステンレス製かプラスチック製どちらにしようか悩まれている方
ドリルでの穴あけ作業にチャレンジしようとしている方
DIYで艤装にチャレンジしようとしている方
そんな方へ、参考になる内容となっています。
それではいってみましょう!
Contents
ステンレス製プラスチック製どっちがいいの?
答えは、「どちらでもOKです!」
ステンレス・プラスチック両方の材質によるメリットとデメリットがあります。
取り付ける場所や使用シーンは、人それぞれ異なります。
使い勝手も重要ですが、見た目も含めてボートオーナーのセンスでもあります。
色々な種類のロッドホルダーが販売されているので、よく吟味して選んで下さい。
メリット→値段が安く、軽量、錆びない
デメリット→紫外線劣化で割れる、見た目がチープ
なぜステンレスロッドホルダーを選んだのか?
ここからは、私なりに選んだ理由を書いて行きます。
最大の理由は、「見た目です!」私にとってはかなり重要となるポイントでした。
和船ベースの船なので、コンソールボックス前側と左右にプラスチック製ロッドホルダーを設置する方が多い傾向ですが、それがどうしても嫌でした。
コンソールボックスや船全体の雰囲気から、和船ベースでプラスチック製ロッドホルダーをつけると見た目がチープになり得る懸念がありました。
しゃれ乙な感じを出したい、変なこだわりでステンレスロッドホルダーを選んでいます。
分かってくれる人いるかなぁ~?(笑)
ロッドホルダー取り付け手順
ロッドホルダーを取り付ける作業の一例としては、下記の通りです。
ここで紹介する手順は、ネジとボルトナット締めでの取り付けになります。
作業は、2人ですることをオススメします。
焦りは禁物です!ゆっくり丁寧にやってみて下さいね。
墨出し器などを使い取り付け位置が左右対称になるように寸法出しをします。
マスキングテープを貼りながら、ボルトの穴あけに必要な印をします。
電動ドリルドライバーで、印をした箇所に下穴をあけます。
それから取り付けるネジやボルトの太さで再度穴あけをします。
仮止めをして、取り付けに不具合が無いか確認します。
確認が出来たら再度、ネジやボルトを取り外します。
ネジ・ボルト・平ワッシャー・スプリングワッシャーも必ずステンレスを使用して下さい。
穴あけした穴と、ネジやボルトに適量のシリコンボンドを塗りボルトを締めます。
FRPをいたわりながら本締めをします。
シリコンボンドは、少ないよりも多めに使いしっかりとコーキング処理をしましょう。
完成です!お疲れさまでした♪
位置決めと穴あけ作業が重要!
位置決めと穴あけ作業で仕上がりがほとんど決まります。
電動ドリルドライバーで穴あけをする際に、FRPの表面はツルツル滑るのでマスキングテープを貼った上から作業をして下さい。
ドリルが滑りにくくなり、不要な箇所に滑って傷がついてしまう事を防ぎます。
大きく穴をあけすぎてしまっては、ロッドホルダーの固定が不安定になってしますので
ネジやボルトよりも少し小さめであけてみて、スムーズに入る穴の大きさに少しずつ拡張していくと失敗が防げます。
既製品をプチカスタム
TFW-23Rのコンソールボックス左右に取り付けたステンレスロッドホルダーを紹介します。
BMO JAPAN SUS 2連ロッドホルダー(パイプクランプ)という商品です。
本来は、キャスティングレールやパルピットなどのパイプに取り付けて使用するロッドホルダーです。
取り付けにともない、従来とはまったく異なる方法で取り付けています。
あくまでも艤装や取り付けの参考までにして下さい。
FRPの強度も配慮して工夫する
ステンレスロッドホルダーは重量が重いので、FRPへのダメージを軽減させる必要があります。
私は、コンソールボックスの裏側にレザーカットして穴あけ加工を施したステンレス板を用意しました。
このステンレス板を間にかませることで、点で支えるのを面で支えられるようになります。
そうすることで、FRPや取り付ける箇所への負荷が分散されるので安心です。
小技で見栄えも良くする
外側からは中心の1カ所だけM6のボルトで固定されています。
あとは、全て裏側からネジ止めしています。
写真をみて中心3カ所ボルトがあるように見えますが、左右のボルトは溶接して飾りボルト仕様にしています。
裏からはM6とM5のネジを使い、計6カ所で固定されています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、コンソールボックスにステンレスロッドホルダーを取り付けてみました。
DIYでの艤装は全て自己責任となる事を注意して作業をして下さい。
私も含めて、プロではないので時間がかかるのは仕方がありません。
むしろ時間をかけて納得のいくよう慎重に、
一番は、楽しみながらロッドホルダーを取り付けられたらいいですね♪
実際に使うキャスティングロッドを入れてみると
竿尻がコンソールや船体に干渉していないか分かりやすいね!
あれこれ、考えてる時がいちばん楽しい♪
取り付けに自信がない方は、無理せずプロに頼みましょう。
釣りをされるボートオーナーさんであれば必要不可欠なロッドホルダー
どの場所に、どうやって、どんなロッドホルダーを取り付けるかで
利便性も高まり、より快適なボートフィッシングが可能となります。
がんばって艤装して下さいね~☆
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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メリット→見た目も良く、強度が高く、錆に強い
デメリット→重く、値段が高い