この記事は、初めてレンタルボートで船長さんになる方
そして、もう何回も利用して慣れている船長さんにもあらためて読んでもらいたいです。
ルール・マナー・モラル・心得・注意という少し気難しい内容ですが重要なことです。
みんなの海なので、すべての方が安全に海を利用できることを願っています。
最後まで、ちゃんと読んで前向きに学ぼうとしてくれる人を応援します!
そういう方は、きっといい釣果に巡り合えると信じてます♪
それではいってみましょう!
マリーナ付近の港内ルール
「港内徐行!」
って大きく書いてあっても見えてない方がいるのか?それとも読めないのか?
徐行する時は必ず引き波が立たない速度で走行して下さいね。
あと、免許取得時に習ったはずなのに忘れてる人が多いのが・・・
「出船優先ルール」
マリーナから出航してすぐに水門があります。
字そのままで、水門から外へ出てく船が優先です!
外から港内へ入ってくる船は、出て行く船がいる場合は停止または避ける必要があります。
例えで言うなら、コンビニの入り口で出て行く人がいたら譲りますよね?
もし出て行く人を無視して無理やり店に入ろうとすればトラブルの元になります。
必ず出船優先ルールを守り、港内でスムーズに船の往来ができるといいですね。
色々な人が、引き波の影響を受けることを忘れないこと!
港内以外はいいのか?
ある一定のモラルが問われるかと思います。
例えば、マリーナを出航して水門をくぐると岸には多くの釣り人がいます。
もちろん子供さんもたくさん見かけます。
そんな所からスピードを上げて走行したら、引き波で濡れてしまうかもしれません。
潮位が高い日は、最悪の場合、人が引き波にさらわれてしまう可能性もあります。
距離が離れるまで徐行が正解です!
カヤック・SUP(サップ)・ゴムボートなどの近くを・・・
スピードを出したまま走行すれば、引き波で最悪の場合は転覆してしまいます。
また、船やその付近で作業をしている人がいるようならスピードを緩めて引き波を最小限にする必要があります。
最悪の場合は、バランスを崩して落水してしまう危険な可能性があります。
教習艇がいる付近でも、できるだけ離れて走行することがいいです。
やむをえず近くを走行する場合は、できるだけ引き波を立てない速度で走行して下さい。
免許取得しに来ている人にとっては、だいたい初めて船に乗っている場合が多いので揺れにも慣れていないでしょうし不安だと思います。
航路で迷惑かけてませんか?
大型船が往来する航路をふさぐ形で絶対にアンカリングしないこと!
また、大型船が通りそうなら直ちに邪魔にならない位置へ移動することが必要です。
良く我が物顔で、それとも無知なのか?
おかまいなしでその場で釣りをしている人を見かけます。
大型船の船長さんは、気付いていないと思い汽笛を単発で鳴らしてるにも関わらず・・・
少しも移動させず仕舞いで結局、大型船がギリギリを走行せざるを得ない悲しい光景も見たこともあり、非常に残念な思いになります。
それと大型船の前を横断しないこと!
間違いなく汽笛をしばらく鳴らされまくり警告されます。
大型船は仕事で、かたや我々はレジャーですからね。
仕事の邪魔されたら、怒りますよね?
もしかしたら心無い操船で、怒りをかっているかも知れませんね。
そんなことが無いように注意が必要です。
暗黙のルール
釣りをされる方で、船団の真ん中に入っていかない様にして下さい!
また、船団が流れて行く下(しも)にも船を入れない様にして下さい。
もしどうしても船団付近で、釣りがしたいのであれば船団の上(かみ)へゆっくり入って下さい。
船と船が近いと、トラブル発生率も高くなるのでこまめな操船を心がけて下さい。
初めての方や経験が浅い方にはオススメしません。
できることなら距離を置いた位置の方が、安心ですしのんびり釣りができますよ。
そこにしか魚が居ない訳ありませんからリスクを背負ってまで船団に入る必要はありません。
もちろんその付近を走行する場合は、徐行がマストと言えるでしょう。
浅瀬に注意
揖斐川下流にある中堤防は、潮位が高いと非常に見にくく危険です。
この付近には、行かない様にして下さい!
一番、トラブルやレスキューが必要になってしまう危険エリアです。
また浅瀬も多いため、座礁や船外機のプロペラの破損事故になりますので絶対に行かないで下さい!
レンタルボートでのルールですので必ず守りましょう。
簡単に、説明するとプロペラは1本の軸で回転しています。
浅瀬に乗り上げたり、浅瀬でプロペラを損傷させると1本の軸に負荷がかかり回転軸がブレます。
そうすると船外機のメインギヤなどの致命的な部分が壊れてしまいます。
もちろん船長さんが実費負担となってしまうので注意して下さいね。
せっかく船から釣りしているので、そんな岸によっても何にもいいことないですよwww
まとめ
一部のレンタルボート利用者の方で心無い操船やマナー違反をしている人がいることは事実です。
また、一般の方からクレームなどが入ればもちろん窓口になってしまうのはマリーナです。
知らなかった、やってるつもりだった、では許されない!
最悪、命に関わることです。
けして軽視してはいけない事だと理解してもらいたい。
現在のレンタルボートサービスは、気軽にみなさんが楽しめる様に利用条件等の制約も非常に利用者にありがたい内容になっています。
しかし、レンタルボートの船長で心無い人が増えてしまえば厳しい利用条件の制約内容が増えてしまう可能性があります!
色々な記事で、「全ての責任は船長」ですと書いてありますが・・・
いま一度ちゃんと知識をつけ、責任ある操縦・ルール厳守・マナー厳守・最低限のモラルを行動で示してほしいですね。
一人ひとりよく考えて、楽しいマリンライフを過ごすために、シーマンシップを身に着けて下さいね♪
また、分からない事は気軽にスタッフに聞いてもらえれば教えてくれますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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